風力発電の仕組み、メリット、歴史など様々な情報を提供 風力発電ナビ.com
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風力発電の歴史

古代から水力と風力が多く用いられ、特に風力は穂による船の動力としての利用されていました。
風車がいつ、どこで最初に使用されていたかは不明ですが、紀元前3600年ごろには エジプトにおいて
風車が使用されていたという記録が残っています。10世紀に入ると、文明の中心であるイスラム圏で
開化し、西遠征と十字軍によってそれぞれ欧州と中国に伝えられました。中国では、10世紀から
13世紀の宋の時代に、各地で風車がたてられました。欧州では、12世紀から使用されており、18世紀の
産業革命までは、この風車が動力源として重要な位置を占めていました。近代では、1887年に、
イギリスのJ,ブライスが垂直軸風車により出力3kW発電し、バッテリーに蓄え 25年運転した
と言う記録があります。1988年にはアメリカのオハイオ州クリーブランドでのCFブラッシュが
直径17m、144枚のブレードの風車で12kWの発電を行っています。現在ある風車の基礎を作ったのは、
デンマークのP・ラクールであり、彼は1981年に、最初の風力発電装置を作り、
1897年には直径22.8mの大型風力発電装置を設置しました。

風力発電システムの種類

現在実用されている風力発電の中でもっとも普及しているのがプロペラ型風車です。三枚の羽が
風を受け、その力で回ります。プロペラ型は、発電効率が良く大型化が可能なので、大きな電力の
発電も可能です。大型なものは発電中に鳥などがブレードにぶつからないように、航空法では赤いランプなどの目印を取り付ければいけないなどと記されています。発電効率は全体的にそんなに良くは
ありませんが、設置場所を選ばず、強風時の音も静かなサボニウス型風車があります。街中などの
設置に適しています。ダリウス型風車は、縦に曲がって伸びた羽が風を受けて回る風車です。この
ダリウス型は建設するためのコストが低く、さらに風の向きを選びません。強風の時でも
騒音をあまり出さずに回るので都市部などでの発電に向いています。
他にも、いろいろな種類の風力発電システムがあります。

他発電システムとの違い

無尽蔵のエネルギーでクリーンな発電方法のひとつ。
二酸化炭素などの温室効果ガス排出量の低減効果があり、再生可能エネルギーを用いた発電方法の中では比較的発電コストが低く、事業化が比較的容易であることが特徴と言えます。
風力発電は、太陽発電などの自然エネルギーなどと一緒で、
半永久的に電気を発電することができます。風によって風車をまわし、発電機を動かすことによって電気を作ります。 さらに現在、高性能のプロペラ型風車は風の力の約40%を
電気エネルギーに変換することができます。(現在、太陽発電は20%以下)
また、風力発電は自然の風しか必要とせず、原子力や火力のように後にCO2や放射性廃棄物など自然破壊につながる物質が出ない、安全でクリーンな発電システムです。

補助金制度

風力発電を導入するにあたり、一番の障害になりうるポイントはその価格です。
数年前までは自宅に導入するとなると、完全オーダーメイドで
400〜500万円近くかかっていたときもありました。
技術の進歩と需要の増加にともない、現在では200万円以内で導入できるようになり、
太陽光発電の導入価格と同等程度となりました。さらに、各自治体としても 家庭用風力発電の導入を
支援するために、補助金や融資などの制度を設けています。対象者は、再生可能エネルギー発電設備の
導入事業を行う民間事業者等(法人及び青色申告を行っている個人事業者)、
非営利民間団体及び地方公共団体等。
補助金額は、発電設備が補助対象経費の1/10以内、蓄電池及び送電線が補助対象経費の1/3以内。
1件当たりの年間の補助金額の上限額として、原則発電設備は5億円となっています。

風レンズ風車

九州大学で開発された画期的な風車、「風レンズ風車」。特殊な風レンズ効果により従来の風力発電での
さまざまな問題点を克服し、これまで風力発電には不向きだと考えられていた地域や場所に容易に
設置できるようになりました。その研究内容は日本国内はもとより海外でも注目され多くの設置実績を
上げております。※「風レンズ風車」はウィンドレンズ社の登録商標です。
特殊設計の集風レンズ効果によって、これまでには考えられなかったブレードの小型化を実現し、
効率のよい発電が可能になりました。これにより設置場所 の問題や搬送の問題も解決できます。

風レンズ風車
風レンズ風車